忽布古丹ビール三昧三昧三昧⑧

【Personal Distance】

ABV:5.0% IBU:45 Style:American Pale Ale

光沢のある煌びやかな銅色。カラメルのふくよかなボディは芳しいがシャープでもたつかない。今回のビールに求めたこと、それはこのカラメルモルトの新たな輝き。過去最高レベルのカラメルモルト使用比率、しかしそこからイメージするカラメル感を裏切るシャープでドライな仕上がり。

ホップのフレーバーは順にミカン、ライムのような柑橘感から、途中にピーチやライムに出会い、最後に青々とした芝生のようにグラッシーな表情を見ることができます。苦味は舌に沁み込まず、喉をすり抜けていくような爽快な、でもしっかりとした苦味。ほぼIPAのようなペールエールなので、IPA愛好家の皆さんにも満足いく味わいになったのではないでしょうか。

モルトとホップの新しい距離感、忽布古丹的距離感をお楽しみください。

(忽布古丹醸造より引用)

【危険地帯】

ABU:10.0% IBU:38 Style:Imperial Saison

忽布古丹醸造初のインペリアルセゾンです。第一印象は、最初に甘さが感じられますが、それは罠です。残っている糖度は実に少なく、キレるとこまでキレたビールなのに、セゾン酵母の華やかな発酵香とドライホッピング由来のシトラスでグラッシーなフレーバーにより、罪なほどアルコール感がカモフラージュされています。ただし、それらは長続きはせず忽ちウオッカのように喉から胃まで熱くなるのが感じられるでしょう。度数二桁目からはまさに危険地帯。忽布古丹醸造としても過去最高のアルコール度数です。セゾンらしい程よい酸味も相まって、飲む人によっては白ワインや、洋梨のワインを想う人もいると思います。ビールとしては、まさに度が過ぎていると思われるかもしれませんが、伝統的なベルジャントリペルや、インペリアルセゾンなどのクラシカルなビールからも影響を受け、ビールの虜になった私たちは、それらの伝統的なビールに敬意を持ちつつ、少しモダンなものに仕上げてみました。少し温度が上がった方が香りが膨らみ、魅惑的な味わいに変わりました。人生最大の危険は、用心しすぎることだそうです。心の準備は良いですか?

(忽布古丹醸造より引用)

忽布古丹フリーダムの仲間たちも再再入荷🍺

よろしくお願いいたします。

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