【空知の丘のIPA】
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ABV:7.0% IBU:26 Style American IPA
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IPA愛好家の皆さんお待たせいたしました。「苦み」というのは本来、人間の舌のセンサーが、「毒」と認識して、反応するシグナルだったと言われているにもかかわらず、なぜ私も、そして皆さんもこの「苦み」の虜になっているのでしょうか。そんな物好きな皆さんのために、今回は煩悩の数と同じ108のIBUをご用意いたしました。とはいえ攻撃的で渋みを伴う苦味というわけではなく、鮮烈な苦みのファーストタッチ以降は、一定の苦味の心地よさを保ちながらも、非常にカラフルなホップフレーバー、特に草、花、木、それぞれの大地の特徴をもった3品種のホップが活躍します。ホップは品種や使い方により様々な個性や特徴を魅せることは、すでに知られていることかもしれませんが、あらためてホップが偉大なる農産物だということを認識させられました。特に今回のIPAでは、私たちがブルワリーを構える上富良野町から生まれたスターホップの「ソラチエース」の存在感が強く、杉材の香りや木樽熟成したような影響をビールに与えています。実際に、狙い通りのウッディ、シトラス、グラッシー、フローラルな味わいができたと思います。空知を全身で感じるかの如く、自然豊かな丘陵の香りをビールから体感してみてください。
(忽布古丹醸造から引用)
【空知の嵐のIPL】
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ABV:7.0% IBU:111 Style American IPL
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私たちのブルワリーの顔となってもらえるようなスタイルになるよう、毎レシピ毎レシピ試行錯誤を繰り返しています。グラスの中の黄金色に輝くボディは見た目にも愉しめる美しさとなりました。幾つかのトロピカルフルーツ系ホップを複雑に組み合わせ、味にも香りにもジューシーなIPLが仕上がりました。また、今回は私たちが醸造所を置く上富良野町dwかつて開発され、世界からその個性を評価されている、ソラチエースを一部使用したことにより、トロピカルなフレーバーの先に、切り出したばかりの杉材のようなウッディなフレーバーがユニークな印象を与えてくれました。これは一見、飲み物の味わいとして想像するのは難しいかもしれませんが、ウイスキーやワインなどで行われる樽熟成の木の風味は、蒸留酒や果実酒に限らずビールにもまた同じように味わいの複雑さや、奥行きを与えてくれます。このビールは樽に寝かせたものではありませんが、それに似た印象をソラチエースというホップがもたらしてくれました。これはあきらかに万人受けのフレーバーではありませんが、一度飲めば癖や虜になってしまう人もまた少なくないというのもまた事実だと思います。空知を全身で感じさせるかの如く爽やかで華やかな風をビールから浴びてみてください。
(忽布古丹醸造から引用)
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