また「浦城」に会いに行ってきました。

一礼してからタンクのある部屋に入ります。

階段を取り付けて上がってタンクの布を開けます。

一気に甘い香りが立ち上がります。数日前より香りが強くなっています。おいしいフルーツの香りです。

タンクの中の乳白色の液体の表面は薄いカサブタができたかのように少し固形化してきたようです。

その隙間からはしっかりと気泡が顔を出します。耳を澄ますとシュッシュッシュッシュッシュッシュッ。途切れることのない連続した息づかいが聞こえます。数日前のゆったりとした息づかいとは全くちがいます。美味しくなるためにギアをひとつ上げたかのようです。

新しい「浦城」になるための命を感じます。
がんばれ。がんばれ。美味しくなあれ。
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